貨幣経済(マインドコントロール)の必要性

貨幣経済(マインドコントロール)の必要性

 

有史以前から地球上で展開してきた戦いの歴史から解放され、

地球人がそれぞれの魂をするために、

現状の貨幣経済を作り出す金融システムが崩壊する必要があります。

そして「社会」というテーマについて、皆さんが改めて深く考えていかなくてはなりません。


さて、経済活動は、自給自足の生活や、単純な物々交換の社会と比較すると、

非常にたくさんの可能性を創造することができる画期的な仕組みです。

そもそも、ブッダが説いた「空(くう)」といわれる、すべての根源であるセントラルの意図は、

ここに潜在しているすべての可能性を具現化し、知ることです。


この目的に対して、殊に貨幣経済(マインドコントロール)という仕組みは、

素晴らしく効率を上げてくれるのです。(良い悪いではありません)

人々は、貨幣や金融システムという非常に便利なツールを使って、さまざまなドラマを経験します。

そして、新たな可能性にチャレンジしようとしたり、

予期しないようなチャンスを手に入れたりしながら、たくさんのストーリーを創造してきました。

しかし、それらの人間の営みは、すべて二極性の広がりを大きくするという目的のためのものです。

それは貧富の差であり、優劣の差であり、善悪の差であり、すべての価値観の差でもあります。

ですから、現存する金融システムもおいて、すべてが均等に分配されることは、残念ながらありません。

なぜなら、そうであっては今までのゲームが成立しなかったからです。


私たちが、二極の次元において、「平和」や「軽やかさ」や「豊かさ」を知るには、

その真逆の経験が必要です。

平和や穏やかな経験ばかりでは、それ以上何も生まれず、何も知ることができません。

つまり、人々が豊かで平和に暮らしているときは、創造の意欲が削がれますから

「新しい可能性を創造して経験する」という「空」の目的は、

なかなか実行されないことになってしまいます。

ですから、「所有」という概念によって、つまり、社会に不均衡が生じることによって、

人々が制限を超えるために、さまざまなアイディアを創造して生産性を上げる必要性が生まれ、

科学技術の進歩とともに、バラエティに富んだ現実を生み出すことを可能にしたのです。


人々は役割分担が可能になり、少ない労力で、多くを清算することも可能にしてきましたが、

その分、人間の経験には、他の要素が入ってきます。

たとえば、たくさんの人間関係の中で生活するようになり、

規則や、共通の認識、概念などが必要になります。


これが「社会意識(コントロール・グリッド)」と呼ばれるものです。

そして、この「社会意識」の基準にしたがって、絶えず評価される、

比較される、他者と競争しなければならない状況が作られてしまいました。

しかし、私たちはもう、ここから抜け出す時です。


Saarahat

 


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