タイムラインのお話

私たちの概念は、時間を過去から現在、そして未来へと続く

直線的なベクトルを示すものとして捉えていますが、

実際には時間は連続性を持たないまま

ランダムに瞬間、瞬間がここに存在しています。

タイムラインという言葉を最も単純に説明すると、

このように個々バラバラに「瞬間」が存在している状態から、

次の瞬間を選びとって未来へとつなぎ合わせて作られる

時間経過のラインのことを言います。

スピリチュアルな世界で時間を語る時、

「今という瞬間しかない」という言葉を聞くことがありますが、

物理学的説明をすると

「すべての時間がこの瞬間にある」

ということになります。

私たちのいる次元の隣にはいくつもの別の次元が存在していて、

人の意識はこの次元を自由に行き来できます。

タイムラインは

「私たちの意識がつなぎ合わせている時間の帯」

といえます。

しかしながら、私たちの脳は

時間があたかも連続しているような

錯覚を起こさせることが得意です。

一つ一つの瞬間に意識を働かせることは困難ですから、

私たちの日常生活は、かなりの頻度で

自分の意識がどこに行っているのやら分からない状態なのです。

この無意識の間に「あなたの脳の癖」が、

あなたの未来を決定しています。

その時あなたはまさに客観性を失っています。

問題なのは、脳にとっては、

現実と想像した世界に区別がつかないことです。

あなたの脳が無意識的に未来を決めているのを極力減らして、

なるべく明確な意識を保ちつつ、

ここに潜在しているあらゆる可能性の中から、

ベストな未来を選び続ける、と意図していけば、

人生は、発展的な喜びに満ちたものへと

大きく変化してゆくことでしょう。

Saarahat

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