長生きの秘訣は純粋な好奇心


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今、ほとんどの人は経済的利益や、

社会的な安全を確保することや、

安定した生活を得ることを目的に、

「知りたいと思う好奇心」

「面倒なことはごめんだと無関心になる」

という2つのことを使い分けているのですが、

積極性や好奇心が使われることは少なく、

いつも無関心であることによって、

誰かに攻撃されたり阻害されたりすること、

あるいは仲間はずれになることを防いでいます。


ここ30年くらいの間には、

自分の置かれている境遇に気づくチャンスはたくさんありました。

特に9.11は誰もが忘れることのできない衝撃的な出来事として、

多くの人の心に焼き付いています。

あの後、あらゆるメディアが、あれは誰かが仕組んだ、

意図的な罠だったということをしきりと訴えました。

それでも興味を持つ人が少ないという事実は、

大多数の人が、奴隷的精神に深く根付いた意識の中で

生きているという証ではないでしょうか。


しかし、これでは私たちが奴隷という立場を返上し、

支配者たちから独立した自由で豊かな社会を築くことは不可能です。

そればかりでなく、皆さんが求める安全で安心できる基本的な暮らしすら、

多くの人は手に入らないのです。


そもそも、人類である以前に私たちは霊的な存在であり、

そして、すべての創造の根源である「空(くう)」自身でもあります。

「空」には無限の可能性が潜在しています。

そして、「空」には自分に内在する可能性を

知りたくてたまらないという欲求があります。

このスピリットがすべての素粒子に含まれています。

したがってすべての生命にも含まれています。

つまり、私たちは皆知りたがり屋なはずなのです。


「知りたい」という霊的欲求を満たすことが、

私たちのたった一つの目的だということもできます。

それなのに、無関心になりすぎているということは、

健全な目的を抑圧し続けることになるので、

当然ながら健康を害し、やがて命を落とすことになるのです。


長生きの秘訣は純粋な好奇心です。

人間にとって、最も重要なことは新しいことを学び続け、

新しい可能性を自分自身の中から引き出して経験することなのです。