第三種接近遭遇とゼロポイント領域
【第三種接近遭遇とゼロポイント領域】
この宇宙というのは、創造主が自らの分身を通して、すべてを体験するために、自らの喜びのために創造したのです。。。
ある時、
私は、この膨大な銀河を有する広大な宇宙空間というものは、
本当は存在してはいないということに気づいたのです。
17歳の時に、突然の覚醒状態を体験した話しは『第三種接近遭遇』という物語に書きました。
「ウチュウという字はどう書きますか?」
突然声をかけられ、わたしは我に返ったのです。
わたしは都内の高校に通う、17歳のごく普通の高校生でした。
このごろ、多少なりとも自分の人生について想いを巡らしていたのです。
学校の帰り、山手線の車内でシートに腰掛け、亀井勝一郎の人生論の本を、夢中になって読んでいたのでした…。
少し驚いて顔を上げると、目の前に上品な印象の、30代とおぼしき紳士が、微笑みを浮かべて立っていました。
わたしは、変なことを聞く人だなあ‥と思いつつも、自分の手の平に、指で『宇宙』と書いて、「こうですよ。」と言って、その紳士に見せたのです。
すると紳士は、「いや、どうもありがとう。」と丁寧に礼を述べると、少し左へ移動した。
そのとき丁度、電車は代々木駅に着いてドアが開いたのだが、紳士の後ろ姿を目で追ったその瞬間、もうその人の姿はかき消すように見えなくなり、どこにも認められなかった。
その瞬間、わたしの脳裏に(宇宙人!!)
という強烈なインスピレーションがやってきた。
わたしは辺りをくまなく見回したが、やはり紳士の姿はどこにもなかった。
時間的にも、ほんの1~2秒の事で、まるで消えてしまったように思えた。
そういえば、立っていた紳士の体の周囲が、やけに明るく光っていたし、顔立ちや、その声が、まれにみる気品さを漂わせていた。
(本当にあの紳士は宇宙人なのだろうか…?)
わたしは、なぜか嬉しいような、素晴らしい喜びの感覚に襲われ、もう本を読むどころではなかった。
その晩、家に帰ってから、ベッドにもぐりこむと、今日の出来事を回想した。
いろんな想念がやって来た。
(世界は自分なんだ…。そうだ!自分の意識が創りだしているんだ!)
(すべての言葉も連想ゲームのように、すべてが繋がっている。)
(問題と答えは同時に存在する。)
(原因と結果も同時に存在するんだ!)
わたしの頭の中には、泉のごとく次から次へと、インスピレーションが溢れ出した。
その瞬間、突然に(時間は無い!)と閃いた。
その時、(時間が止まる!)と思った。
すぐさま腕時計を見ると、まさに秒針は止まっていた。
と同時にドーン!と物凄い音がしたと思ったら真っ暗な世界に突き落とされていた!
底知れぬ無限の深みを感じるほどの暗黒の宇宙空間だ!
漆黒の暗さで、その暗さといったら半端ではなかった!
見ると、自分の頭上にグググゥググゥーと金属音のような音を響かせた、眩しい光を放射する巨大な火の玉のような白い光が回転していた。
わたしは怖くなり、両手で顔を覆ったと思ったが、自分の体は無く、360°の視界と意識だけがあった。
気がつくと、もとの自分の部屋に戻っていた。
この間、ほんの十秒足らずの出来事だった。
この体験の後、さまざまな能力が出現した。
テレパシー、予知、チャネリング、過程を経ずして結果の答えがわかってしまう、テレポーテーション、オーラ視、プラーナ視、眼力、念力、相手が動けなくなる、相手から見えなくなる、姿を消す、いくつもの次元へワープする等々、超能力サイキックのオンパレード状態になった。
後年知ったのだが、この漆黒の真っ暗な宇宙空間は、『無・空』『ゼロポイント領域』などと呼ばれる、原初の宇宙空間だったようである。
その後、あの紳士の事も、その事の真実も、あのインスピレーションの意味も、皆目つかめなかったが、
なぜか、自分の純粋性が高まっているような感覚と、何か、気高いものの存在の雰囲気とを、周囲に感じて寝つかれなかった。
気がつくと、窓のカーテンの隙間から、朝の光が差し込んでいた。
結局、一睡もせずに夜が明けてしまった。
しかし、不思議と、まったく眠くなかった。
嬉しいような、喜びのような、柔らかな高揚感とエネルギーに包まれていた。
次から次へと、頭の中には泉のように言葉が溢れてきた。
インスピレーションの洪水のようになった。
(すべてはすべてと繋がっています。)
(すべてが自分です。世界は自分なのです。)
(不増不減。すべてはプラスマイナス、ゼロになっているのが解ります。)
(増えることも、減ることもない、常にゼロなのです。)
(すべて世界は見せ掛けなのです。)
ゆだねます。すべてを明け渡して、受け皿となります。
大いなる宇宙のエネルギーが流れ込んでくるのが分かります。
今、とても穏やかな心地よい至福感に満たされています…嬉しくて…喜びに溢れ…すべてのすべてに感謝します…ありがとう…ありがとう…ありがとうございます…。
わたしは感涙にむせび泣き続けた…。
チャネリング状態で、崇高な哲学的なメッセージが、溢れる泉のごとく頭の中に降って来ていました。
翌日学校に行き、同級生の前で降ってくるままに哲学的な話をすると、みんな“すごーい!”と目を丸くして驚いていました。
先生が黒板に書くことも、前もってわかってしまうのです。
また街中を歩いていると、その日は楽しく愉快な思考が入ってきました。
私は可笑しい思いが止められなくて大笑いしました。
すると道行く人びとも大笑いしていました。
私は、自分の笑いが周囲にも伝染するのだと思いました。
これも後で知ったのですが、波動は共鳴共振するという事です。
そして、
この宇宙は、創造主が自ら探求と体験するために、自らの喜びのために創造しました。
そして、この膨大な銀河を有する広大な宇宙空間というものは、本当は存在してはいないということに気づいたのです。
自分が高い意識レベルでは、自分の意識が直ぐに現実に反映されるのです。
そのレベルでは自分が世界そのものだという事です。
『猪木が笑えば世界が笑う』
アントニオ猪木さんの名言ですが、同様に、私が楽しくて笑っていたら、街行く人々がみな笑っているのです。
また私が悲しい事を思い出して、悲しい気持ちになっていたら、街行く人々がみな悲しそうに歩いているのです。
これはまるで別のパラレルワールドへ入り込んでしまったかのように感じました。
湖にまったく波のない凪(なぎ)の状態、つまり非常に澄んだ意識レベルでは、
動物や鳥や魚、虫たちも寄って来ます。
蚊トンボが飛んで来たので指を出すと、指の周りをクルクルと回り、ダンスを踊りはじめるのです。
そして何分も踊り続けるのです。
山手線の車内で、人間そっくりの宇宙人と遭遇してから、
その3日後くらいに、今度は学校で二人の宇宙人と遭遇しました。(宇宙人たちは人間そっくりの姿にホログラムでシェイプシフトしているようです)
二人の宇宙人は、わたしの高校にやってきたのです。
人間そっくりの美しい男女の宇宙人でした。
わたしと宇宙人たちは、高校の理科室のような部屋でテーブルを挟んで座りました。
周りには誰も居ませんでした。(不思議にも)
わたしは彼らに抗議しました。
「牛や人間を拉致して、キャトルミューティレーションやアブダクションのような酷いことを、何故しているのか?」
すると女性の宇宙人が、
「それは私たちではありません。」と答えました。
また、わたしは
「あなた方は、何のために地球に来ているのですか?」と質問したところ、
今度は男性の宇宙人が、
「私たちは、昔から地球を観察の目的で来ているのです。」と答えたのです。
その後、彼らは理科室から出ていきました。
感覚的には、時間にして5分くらいの面会でした。
時はたち、20年程前、アメリカ発の《ライフダイナミックス・セミナー》というものを受けたことがあります。
セミナーの終わる頃にはエネルギーがUPしてテンションは上がり、ナチュラルハイの状態です。
オーラが見え出し、みんなの体の周りは眩しいオーラで光輝き出します。
セミナーの終了時は、喜びに溢れ、みんなで抱き合い、ハグハグのオンパレードになります。
ハイテンションのまま解散し、わたしはというと、この光の放射状態で、
世間に光を撒き散らしに行くぞと、意気揚々と新宿歌舞伎町に繰り出しました。
すると、歌舞伎町が今までの歌舞伎町とは違うのです。
老若男女すべての人々に後光が射しています。人々の体から20センチ位、美しい眩しい光が輝いています。
街が光だらけで、しかもゴミひとつなく美しい!
そして人々は、みな美男美女ばかり、いろいろな体型の人はいても、みな美しい人ばかりです。
しかも、みなフレンドリーで、10人程の若い男女のグループを見ていたら、
一緒に写真を撮りましょうと、若者が、わたしを仲間に入れてくれるのです。
明らかに、今までの新宿歌舞伎町とは違う歌舞伎町です。
こんなに美しい歌舞伎町は見た事がないのです。
私にはインスピレーションで解りました。
今までとは違う、別の次元の新宿歌舞伎町に来ているのだと。
パラレルワールドの別の次元の世界というのは、どこか遠い所にあるのでもなく、
《今ここ》にすべての次元が存在するのだと。
自分の意識レベルの変容により、今ここで、別の次元に入り込んでしまうのだと感得したのです。
レストランの鏡で自分の姿を見ました。
体中から光が放射し、眩しく光輝いていました。
今まで特別に親しい訳ではなかった友人が、特別に親しみを込めて近づいて来ました。
友人は私の眼が、バチバチと火花が散るのでまともに見られないといいました。
私には、眼力というか私の眼から強いエネルギーを発しているのが解りました。
次に、低次元の世界に入り込んでしまった体験を綴ります。
眼力(念力)が非常に強くなり、念で相手を金縛りのようにできました。
夜の歌舞伎町を歩いていると、セクシーな女性だらけで、そのうちよこしまな思いが湧いてきて、可愛い娘を見つけると、5メートル位の距離から念力を掛けました。
その娘は金縛りにあったように動かなくなったので、少しづつにじり寄って行き、その娘の目の前まで近づいた時、多分それを見ていた男達が、後ろから止めに入ったので、わたしは我に帰ったのです。
実は、邪心を抱いた辺りから、邪霊に憑依されていました。最初は、極道で親分のような霊。
次は、私の身体の二倍位ある大蛇のような霊。これは私の身体に巻き付き悪臭を放っていました。
もうそこは低次元の歌舞伎町でした。
街はゴミ溜め、そこら中、喧嘩だらけ、レストランに入ったらそこでも喧嘩。その連中は、みな顔がどす黒く、顔の周囲は黒いもやが取り巻いていて、すすけているのです。
街行く人々はみな真っ黒いオーラですすけています。自分の顔を鏡でみたら、真っ黒にすすけていて愕然としました。
必死で美しい思いを抱き、『美しい、美しい…』と唱え続けました。
唱えていると邪霊は、スーッと離れて行きますが、大蛇?は強力な奴で、唱えるのを止めると又、戻ってきます。奴らは私の身体を使って欲望を遂げたいのです。
邪霊との格闘は翌日まで続き、真・善・美の想念と神への祈りにより波動が上がると、邪霊はいたたまれず去って行きました。
とうとう邪との闘いに勝利しました。
酷い体験をしましたが、良い教訓となりました。その後もとの次元に戻りました。
サイキック能力が格段に高まっていた当時、歌舞伎町の呼びこみとテレパシーで会話が出来ました。
その呼びこみは痩せていたので、テレパシーで(痩せてますね)と伝えると、自分は普通よりは太っていると思うと言うのです。
人間というのは、事実を見ずに、思い込みで生きてるなと感じました。
また、ある意味、透明人間はいると感じました。
駅の改札を通る時、駅員に『見えない、見えない』とテレパシーを送ると、
私の姿が見えないようで、自由に改札を出入り出来ました。
(当時は自動改札ではなかった)今はそういう事はしていません。
ここでのポイントは
自分の意識次第で波動(周波数)は常に変動する。
波動はある臨海点を超えると次元上昇または次元下降する。
この空間に世界中から発信された電波が無数に存在するように、今ここに無数の波動が存在する。
多次元世界や並行世界は、今ここに無数に存在している。
どんな世界を体験するかは、テレビのチャンネル合わせのように、自分の波動(周波数)が選択している。
こういった体験のお陰で、人を悪く思ったり、邪念、悪念、などの悪想念がいかに恐ろしいものであるか、身に染みて解りました。
全部、自分自身に降り懸かってくるからです。
そういう意味では、人を批判や否定もしないほうが良いのです。
批判したら批判され、否定したら否定される。全部、自分に返ってきます。
これが、作用と反作用と呼ばれるものです。
愛と光ばかりを発信していたなら、返ってくるものは、愛と光ばかりになるのですから。
またこんな事もありました。
びっくり!手から金粉が出た!
手の平がキラキラ
キラキラ金粉だらけになった!
いままで何回かありますが、なぜ金粉が手の平に出るのか、
宇宙存在のBasharさんに聞いてみたら、汗が波動が上がった時に変化して金粉のように光ると教えられました。
また、場の波動や人の波動を感じるようになりました。特にネガティブな波動は、身体の痛みや圧迫感、不調として感じてしまうので始末が悪いです。
例えば、左側に疑いの念を抱いた人が居た時、わたしの左半身がビリビリ来て痛みと圧迫感がひどかった事がありました。
また、以前とは全然人間関係が変わってしまっていますね。
意識の中にはあるのだけれど、仲良しだった友達とも、まるで別の世界へ行ってしまったかのように、会うこともなくなってしまったり、
また、新しい出会いが次々と現れたり、変化してますね。
これも意識と波動のなせるわざかもですね。
そして、時間が止まった体験や、危険な体験の場面でスローモーションになった事もあります。
その瞬間、なぜか突然に(時間は無い!)と閃いた!
その時、時間が止まると思った!
すぐさま腕時計を見ると、秒針が止まっていた!
と同時にドーン!!と物凄い音がしたと思った途端に真っ暗な世界に突き落とされていたのです。
底知れぬ無限の深みを感じるほどの暗黒の宇宙空間だった!
漆黒の暗さで、その暗さといったら半端ではなかった。
自分の身体は無く、360°の視界だけがあった。
見ると、自分の頭上にグググゥググゥーと金属音のような音を響かせた、
巨大な白光の眩しい火の玉のようなものが回転し飛んでいた!
わたしは怖くなり、両手で顔を覆ったと思ったが、自分の体は無くて、意識だけがあった。
気がつくと、もとの自分の部屋に戻っていた。
この、光も何も無い、漆黒の宇宙空間は、『無・空』などと呼ばれるゼロポイント領域であることが、後で理解出来ました。
この間、ほんの十秒足らずの出来事だった。
この体験の後、さまざまな能力が出現し出した。
目を閉じると、まぶたの裏にオーロラのような、いろいろな色が見える。
特に、緑色、藍色、紫色、など…。
また、目を開けている時に、額の前方30センチ位の場所に眩しい白い光の点が現れます。
また、たまゆらやオーブと呼ばれる白く丸い玉が写真に写ることがありました。
木霊(こだま)とも呼ばれる意識体で、エネルギー体です。
これらの光体を「たまゆら」
(玉霊、玉響、魂響)と言い、大きくて模様が付いているものを「神紋オーブ」と言うようです。
たまゆらは、意識を持って主体的に行動する、光のエネルギー体で、その土地の霊や先祖の霊体、精霊、妖精、天使、思念等であるとされています。
神社や森など、エネルギーの高い神聖な場所や、楽しい場所、嬉しい場所、活気のある場所など、つまり波動の高いところで多く撮影されます。
わたしも、滋賀県琵琶湖山中の、ありがとう村や、皇居東御苑で撮った写真には、たまゆらがたくさん写っていたことがあります。
これらの体験で理解出来たことは、
この世界には、『出来事と在り方』の二つがあり、
出来事とは、日常の身の回りの小さな現実から、
宇宙の壮大な物語まで、無限に映し出されているホログラム映像です。
いわゆる物語、ストーリーです。
もう一つが、
私たちの、嬉しい、楽しい、幸せ、
喜びなどの感情やフィーリング、
これが意識の『在り方』です。
この、『出来事と在り方』のうち、
身の回りの現実や壮大な宇宙の物語は、
完全に全てが夢、幻、幻想であり、実在してはいません。
イリュージョンです。
そして、私たちの、
嬉しい、楽しい、幸せ、喜びなどの感情や、
フィーリングである意識の
『在り方』
これだけが、
唯一実在しているものなのです。