宇宙の創始・あなた方は神である〜神との対話

 

神との対話

宇宙の創始・あなた方は神である

 

神   まず初めにあったのは、『存在のすべて』だけだった。

 

     『存在のすべて』は、裏返せば「無と同じ」だった。

 

これが、「すべてであって/無である」と言われることだ。

 

『存在のすべて』は、「すばらしさを体験したい」と激しく望んだ。

 

『存在のすべて』は、すばらしさを概念的には知っていたが、体験的には知り得なかった。

 

「すばらしい」とは『相対的なもの』だが、『存在のすべて』には比較対照をできる相手がいなかった。

 

そこで私(存在のすべて・神)は、

「自らを分割すれば、それぞれの部分から全体を振り返って(比較対照をして)、すばらしさを体験的に知ることができる」と考えた。

 

そして、私は自らを分割した。

 

栄光の一瞬(ビッグバン)によって、「これ」と「あれ」と「どちらでもないもの」の、三つの要素が生まれた。

 

私は、三つの要素を包み込む無であり、見えるものも見えないものも含めた、
     『存在のすべて』だ。

 

ビッグバン(宇宙の創造)により、私は『相対性』という、自分への最も偉大な贈り物を
創造した。

 

私は愛を体験的に知るために、愛の対極にあるもの、「不安」を創りあげた。

 

(あなた方は、愛を人格化して神と呼び、不安を人格化して悪魔と呼んだ。


そして、光と闇の戦いのシナリオを創りあげた。)

 

私はビッグバンによって、あらゆるものを「純粋なエネルギー」から創り出した。

 

このエネルギーの一つ一つが、あなた方が霊魂(いのち)と呼ぶものである。

 

私の聖なる目的は、たくさんの部分をつくって、自分を体験的に知る事だった。

 

そして私は、「創造者である自分自身を、体験するため」に、分割した部分のそれぞれに
(あなた方の一人ひとりに)、私と同じ創造力を与えた。

 

あなた方が神に似せて創られたというのは、そういう意味だ。 身体が似ていることではない。

 

私たちは、同じ資質・能力を持っている。 

 

従って、あなた方は神(の分身)である。

 

 

神との対話ニール・ドナルド・ウォルシュ著 サンマーク出版


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