スピリチュアル・カウンセラーから啓示を受けたいという人の落とし穴

スピリチュアル・カウンセラーから啓示を受けたいという人の落とし穴

「私の魂の目的とはなんでしょうか?」

「私はこれから何をすれば良いでしょうか?」

これは、誰もが持っている永遠のテーマですが、

今でもチャネラーやリーディングする方に視てもらうという方が後を絶ちません。。


それはそれで、ご本人の納得する内容でしたら、私たちがとやかくいう問題ではありませんが、

ただ、他力本願で答えを出すために、スピリチュアリズムがある訳ではありません。


「スピリチュアル」を広めた江原啓之氏ですら、

「応急処置的なカウンセリングに時間を割きたくない」という理由でカウンセリング活動を休止しています。

サアラさんは、「人の魂を勝手にリーディングすることは、たとえエゴ(意識)が求めていたとしても、

人(空の化身)の尊厳を無視した行為でもあるので・・・」

という理由で個別セッションは休止し、

JSPスクールという場で「魂の目的」の探求方法を教えています。


もちろん、一時的に悩んでいたり、迷っている時の参考に伺うことは良いと思います。

私は長年、大手スピリチュアル系企業のコンサルをしていたので、

海外講師の発掘などで多々セッションを受ける機会はあります。

そこで、得られるものも沢山あり、とても価値を感じることも多いです。

個人セッションなどは、自分で思っていたことなどを、

全く知らないサイキックな方が言い当てることで、

やっぱりこれで良かったんだ!と後押ししたり、とにかく話を聞いて欲しい的などに、

カウンセリングやセラピー的な要素でしたら良いかと思います。


しかし、あくまでも「魂の目的」を見つけるのは、本人の努力次第ということです。

これは、突き放したわけではなく、「自分の人生は自分で選択する」というテーマがあり、

「人生は他人の意見次第」になってしまっては、自分の尊厳を人に譲り渡しすことと同じです。

JSPスクールの活動は、「自分に対する尊厳を取り戻す」ことが目的です。


「自分の人生は、他者の意見を信じて進んでいいのですか?」という問いでもあります。


人は皆、あらゆる可能性を秘めているもので、それを選べる自由は自分にあります。

ですので、自分自身の可能性は他者から得るものではなく、

自分で切り拓くものですし、それが自分に対する尊厳なのです。


魂の目的を知る事よりも、まずは、空、魂の仕組み、我々の存在理由、などをしっかりと理解し、

それから個人の目的を知ることではないでしょうか?

そうでないと、現在の位置と、向かう方向性すら分からずに、

やみくもにゴールを目指しているようなものですからね。


まずは、正しい智慧を得て、それに必要な準備をしっかりとしてから、

魂の目的の達成というゴールを目指したいですね。

スクール生は、7つの姿勢を思い出して、日々実践していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

木村

 


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